今年のお正月、主人と実家近くの海沿いを歩き、久しぶりにお祭りを見に来よう!と、ゴールデンウィークを楽しみにしていました。
実家のお祭り(潮干祭り)は、5月3,4日にあるのです。
まだ、休みではなかった4日も、祭りをやっている子は休んでもよく、それ以外の子は、とりあえず学校に行き、出席とって帰ってきていました。
今年は、家族そろって実家に行くことができました。
3日の午後着いたので、家でゆっくり。
うちの実家は、まったく山車の通り道なので、家に居ながらにして、楽しむことができるのです。
実家は、親戚やら、お祭り関係の人やら、通りすがりの知り合いやらで、玄関には靴が入りきらないくらい・・・(笑)。
みんな、お祭りの料理で楽しんでいます。
メインはアサリの料理です。
アサリの入った押し寿司(箱寿司って呼んでいます。)
あさりや、メジロの入った巻き寿司
串アサリの天ぷら、(照り焼きは写真撮れず、でした。)
すべて父や母が、あさりを生剥きするから出来る料理の数々です。
これらの料理は、子供のころから当たり前に家で食べていたので、どこのうちでも、と思っていたら、違っていました。
串アサリは、生剥きしたアサリを串に通し、半乾き位に干します。そして、衣をつけて揚げたり、照り焼きに。
大人気のお祭り料理です。
心配していたお天気は、やはり夕方からザーッと結構な雨。これは明日は延期かと、思いきや、夜中よく降っていましたが、朝にはカラッっと。
朝、勢ぞろいしているところに行って、見てきました。まだほとんど見に来ている人はいません。
この日は、午後からの浜への引き下ろしなので、午前中は、別の用事へ。
そして帰ってきて午後、
盛り上がっています。
山車5台、浜辺に揃いました。
そして、引き下ろし(私の子供の頃は、神社の広場で山車を引き回すという事をしていました。)
数年前から、伊勢湾台風以前のやり方であった浜への引きおろしという形にもどったのです。
観客もすごいです。
中学生によるアナウンスまでありました。(昔はこんなのなかった!盛大ではありましたが、ここまででは・・・・。)
1台づずつ、男衆たちが、綱を引き、水辺まで。
(このお祭り、女の子は、綱にさえ触ってはいけないといわれていたので、触れたことはありませんでした。)
地元を愛してやまない人が多いからこそ、この祭りが、代々引き継がれているのだな~と、地元を離れ、20年経つ今日この頃、故郷の人の温かさを改めて感じたのでした。