ガーデンミュージアム花遊庭へ

実家に帰ったついでに、春にも行った愛知県豊田市の花遊庭というお庭を見に行ってきました。今度は家族で。
ひと月経って、初夏から夏に向かうお庭に・・・。
先月、つぼみだったチューリップは終わり、パンジーももうすぐ終わり、このあとは何に植え替えるのかな~?

花遊庭デルフィイウム

昨夜の雨で、緑が一層活き活きと感じられました。
そろそろ、ばらの季節ですね。

花遊庭ばら

子供のころから見てきたお祭り 潮干祭り

今年のお正月、主人と実家近くの海沿いを歩き、久しぶりにお祭りを見に来よう!と、ゴールデンウィークを楽しみにしていました。
実家のお祭り(潮干祭り)は、5月3,4日にあるのです。
まだ、休みではなかった4日も、祭りをやっている子は休んでもよく、それ以外の子は、とりあえず学校に行き、出席とって帰ってきていました。

今年は、家族そろって実家に行くことができました。
3日の午後着いたので、家でゆっくり。
うちの実家は、まったく山車の通り道なので、家に居ながらにして、楽しむことができるのです。
実家は、親戚やら、お祭り関係の人やら、通りすがりの知り合いやらで、玄関には靴が入りきらないくらい・・・(笑)。

箱ずし、

みんな、お祭りの料理で楽しんでいます。
メインはアサリの料理です。
アサリの入った押し寿司(箱寿司って呼んでいます。)
あさりや、メジロの入った巻き寿司
串アサリの天ぷら、(照り焼きは写真撮れず、でした。)
すべて父や母が、あさりを生剥きするから出来る料理の数々です。
これらの料理は、子供のころから当たり前に家で食べていたので、どこのうちでも、と思っていたら、違っていました。
串アサリは、生剥きしたアサリを串に通し、半乾き位に干します。そして、衣をつけて揚げたり、照り焼きに。
大人気のお祭り料理です。

心配していたお天気は、やはり夕方からザーッと結構な雨。これは明日は延期かと、思いきや、夜中よく降っていましたが、朝にはカラッっと。

朝、勢ぞろいしているところに行って、見てきました。まだほとんど見に来ている人はいません。

山車三社で

この日は、午後からの浜への引き下ろしなので、午前中は、別の用事へ。

そして帰ってきて午後、
盛り上がっています。

砂浜

山車5台、浜辺に揃いました。
そして、引き下ろし(私の子供の頃は、神社の広場で山車を引き回すという事をしていました。)
数年前から、伊勢湾台風以前のやり方であった浜への引きおろしという形にもどったのです。

観客もすごいです。
中学生によるアナウンスまでありました。(昔はこんなのなかった!盛大ではありましたが、ここまででは・・・・。)

1台づずつ、男衆たちが、綱を引き、水辺まで。
(このお祭り、女の子は、綱にさえ触ってはいけないといわれていたので、触れたことはありませんでした。)

引き下ろし5台そろう

地元を愛してやまない人が多いからこそ、この祭りが、代々引き継がれているのだな~と、地元を離れ、20年経つ今日この頃、故郷の人の温かさを改めて感じたのでした。

「四季を味わう木の器」に盛り付ける。

「いまの暮らしの中で、本当に使いたいもの」を考え続ける、ものづくりブランドPint!さん
そのPint!さんと栞日さんとの出会いで始まった企画、「松本暮らしの木の器」をテーマにした「みんなのどうぐ」が約1年かけて、松本で開催されてきました。
参加されたメンバーさんと職人さんで話し合い、使い手と作り手の納得のいく器を作る企画です。

その器が先日出来上がり、栞日さんでお披露目会が行われました。

栞日で並べた器

私にそのお話を持ちかけてくださったのは、私の本『おひさまキッチンの食卓 安曇野の四季を感じて』のでデザイン、構成等に携わってくださった方です。彼女もこのメンバーのうちの一人でした。
一連の流れをお話しくださり、最後のお披露目会での料理盛り付けをお願いしたい!と。
私でいいんですかー?そんなに自分の盛り付けに自信があるわけではないし、それまでの話し合いに参加をしていなかった私が、その役を受けてもいいのだろうか?という気持ちもあり一瞬迷いましたが、せっかく声をかけていただいたありがたいお話、「喜んで!」とお受けさせていただくことにしました。
使い手と作り手が話し合ってお互いが満足するものづくり、なんと素敵なんでしょう。
そして、お話を受けてからまだ2月に工房見学があるという事で、私も一緒に参加させていただきました。
最終的に器の形を決める試作です。
丸太の状態から、器になるまでの一連の作業を目の前で。

丸太と器

職人の力仕事、そして繊細な作業を見させていただきとても有意義かつ贅沢な一日を過ごさせていただきました。
参加者の方々からも、もう少し・・・、と納得のいく形になるまで、真剣なまなざしと意見交換。そこにも、それまでの皆さんの思いを感じることができました。
参加してきた皆さん、また職人さんに喜んでいただけるよう、またこれから器に出会った方々に、器の魅力が伝わるような料理の演出を!と、とてもワクワクしてきました。
私は常に、今、その時の季節をそのままに感じていたい、それを食卓、器の上で表現したいな、と思っています。
お披露目会での盛り付けを、と依頼された時も、頭の中では、春・雪解け・芽吹き・うれしさ・ときめき・わくわく・・・淡いピンク・黄、緑・・・と。
そんな情景が。
そしてお披露目会当日

黒豆ご飯 白玉 木の器

大の器は、春が来たうれしさを一度に集めたようなワンプレートに。
小の器は、まだ雪の残る山々をバックに桜が咲き始め、淡い緑の葉が少しずつ・・・、そんなイメージの盛り付けをさせていただきました。
当日、都合が悪く来られなくなってしまった方が多く残念だったのですが、メンババーの3人の方々が持ち寄ったお料理、打ち合わせもしていないのに、主食、主菜、副菜ととてもいいバランスのお食事がそろいました。

2016spring

これらで皆さんでお食事会
いただきます!
さわやかな風の抜ける栞日さんの4階で素敵なランチ会となりました。
ぜひ、興味のある方は、現在松本を中心に行われている「工芸の五月」期間中、栞日さんでご覧ください。
わたしのブログでは、まだまだお伝えできていない部分がたくさんあります。
こちらをご覧ください。
Pint!
栞日

現在、自宅で活躍中です♪

木の器に、オムライス

木の器にパン