雨上がり、晴れ間の出てきた頃、近くの産直のお店へ。
珍しく車少ないな~、な、中にも函館ナンバーのバイク(こんな遠くから!)やほかにも他県ナンバーの車が止まっていました。ここで休憩なんだな~・・・。
なんて、買い物を済ませ車に荷物を入れていると、一つ空けて止まっていた車のおじいさん(80歳と言っていたのでこう呼ばせてもらいますね)が、私の車を見て、「いや~、いい色の車だね~。」と。「これは何という色だろうね。なんとも言えないいい色だね。」
「アッ、ありがとうございます。
目立ちますね~・・・笑・・・。」そんな会話から、なんだかゆっくりされていたので、「どこか遠くからお見えになったのですか?」「遠くっていうか福井だよ。」
「安曇野にお越しになったのですね~。」
「あ~、スケッチをして全国周っててね~。」「わ~~~!え~、すごいですね~。
スケッチって、わ~、どんな絵を描かれるのですか?見たいです!」と。遠慮もなく・・・(笑)
そして、スケッチブックを見せてくださりました。
これはどこですか?
絵の下のほうに、描いた場所が記されていました。香川県小豆島オリーブ園と。
わ~、こんな遠くにも!
きれいな水彩画でした。
絵の話やいろんなところを回りながらの楽しみ(食べ物とか、お酒とか)や、福井の事などいろいろ話してくださりました。
色にはやはり敏感らしく、・・・そこでたまたま近くに止まった私の車に目が行った!とのことでした。「突然声かけてすまなかったね~。」「いえいえ!こちらこそ、車ほめていただき嬉しいですし、素敵な絵も見せていただき、うれしかったですよ!」
ここ安曇野での絵も、描かれたそうです。今回はそれはお持ちでなかったので見ることができなかったのでちょっと残念でしたが、
出かけた先で、いいな~と思った景色をそこに立ち止まってゆっくりそこの空気感を感じながら描く、あ~、素敵だな~と思いました。
いや~、年もとってきたので最近は、あまり絵を描く意欲が・・・・。なんておっしゃっていましたが、お元気な限り、そんな生活を送っていただきたいな~。と思いました。
その後、青空がどんどん広がり、日差しも戻り、でも風は涼しく気持ちよい。
そんな秋の1日となりました。